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水屋神報

「夏越の大祓」無事、斎行へ!

 氏子崇敬者の方々に心より御礼申し上げます!
 先月三十日、夏越の大祓が当社にて盛大に執り行われました。祭典準備には、総代様をはじめ、多くの氏子様の御協力を賜り心より御礼申し上げます。また「日本の歴史文化と精神にふれる会」の呼びかけで来られた赤桶以外からの参加者も多く、遠くは京都より親子でご参加頂いた方もおられました。心配していた天気も当日は小雨となり、櫛田川での禊・茅の輪くぐりも大好評の内に全ての日程を終了することが出来ました。これも氏子様の、日頃の崇敬心の賜物であると宮司一同重ねて感謝申し上げます。
祭典の様子は『三重テレビ』・『伊勢新聞』で報道され、更により多くの方々に大神様の御神徳を知って頂けたのではないかと考えております。当社では「歳末の大祓」に向けて準備致しております。次回十二月の大祓神事にも皆様ご参加下さいます様、お願い申し上げます。
 また禊場建設には、氏子の尾鍋裕信氏、西浦昭氏のご協力を賜りました。謹んで御礼申し上げます。
「水屋神社に巫女さん登場!」
 今回は久保宮司の教え子で、豊田市在住の久安裕子さんにも御奉仕して頂き、参拝者の方々への応接を担当して頂きました。水屋神社に巫女さんが登場し、より華やかな神事になったのではないでしょうか。これからも定期的に出社して頂く予定です。ご期待ください!(常)


〈今年の「お水取り」とその後の予定は?〉

昨年のお水祭り

 本年のお水祭りも七月三十一日執り行います。例年、多くの氏子さんのご協力の下、執り行われるこの祭りでありますが、例年と異なる点があります。それは、来る十一月九日には、実に四二五年ぶりに春日大社へ奉納する祭事が執り行われる予定となっていることであります。お水祭り自体が本来あるべき姿へ戻るということは、大変喜ばしいことであります。今回のお水祭りは、このように十一月の祭事準備とも言える。大変重要な節目とも言えましょう。
 また併せて、アメリカで目下活躍中の日本人歌手であるYUNAさんが、お水祭りのために緊急来日し、当神社境内におきまして野外ライブを行う運びとなりました。YUNAさんは米国バドワイザー社主催の歌謡コンテスト歌手部門で堂々の五位入賞という実績を持っておられます。また最近では民族音楽をアメリカのR&Bミュージックに取り入れるという新しい発想で、数々の曲を生み出しておられます。現在、注目度ナンバーワンのシンガーと言えるでしょう。
 皆様も奮ってご参加くださいませ! (常)


【水屋神社緊急速報】

 各種報道機関の取材により、水屋神社参拝者が急激に増加しており、当神社としてもうれしい限りであります。今後とも大神様の御神徳を広めるべく、宮司一同、精進する所存であります。氏子崇敬者の皆様の更なる御協力を心よりお願い申し上げます。


七月三十一日(水)に斎行致します!「水屋神社お水祭り」

 各地の神社の多くには「特殊神事」といわれるものがあります。これは各々の神社が独自に伝 える伝統神事のことで、それぞれの神社の歴史と伝統を今に伝える「個性」でもあると言えるでしょう。
 当水屋神社の特殊神事は言うまでもなくこの「お水祭り」です。詳しいことは先代宮司が「水屋神報」で詳細を書かれておりますが、ここで改めて簡単にお水取り神事と水屋神社の関係を考えて見たいと存じます。
 水屋神社はもともと「閼伽桶庄宮」と呼ばれおりました。閼伽桶(赤桶)庄の「閼伽桶」とは梵語「閼伽(水)」の桶ということであり、また伊勢大神(天照大神)と春日大神(天児屋根命)による「国分け伝説」も櫛田川の水の流れが関係しており、如何に当社が「水」と関係が深いかを物語るものであります。またこの水屋神社の創始が春日大社の御祭神と深く係わりがあるのも周知の通りです(『飯高町郷土史』八三六頁)。
 さて、この閼伽桶の水は二振りの「赤桶」に入れて春日大社に奉納されたのち、春日大社で作られる「正月暦」に用いられたと記録にはあります。この「暦を作る」という仕事は、その昔は神から統治権を代行した皇帝にのみ許された権威であり、それは時代が下ってもその重大性は失われず、ましてや農業国であった日本においては、一年の暦ほど必要不可欠な情報はありませんでした。全国各地に居たであろう春日大社の氏子達は、その正月歴を手にして一年の計を立てたことで有りましょう。
 しかし残念ながら、天正五(一五七七)年の兵乱により、この神事は廃絶してしまいましたが、その後は閼伽桶の井から二振りの水を水屋神社に納めるという神事に形を変えて、現在まで連綿と続いているわけであります。この神事は、この川俣谷において先祖達が歩んできた歴史そのものとも言えるのではないでしょうか。


『パラオ』へ君が代さざれ石を!

 パラオ共和国は、南太平洋上の人口一万数千人程度の小さな国ですが、立派な独立国・国連加盟国です。また日の丸に似た国旗・月章旗を有し、日本をこよなく愛する友邦です。また、大東亜戦争中、激戦地となり日本兵の遺骨が多く残されている国でもあります。
 この度、パラオ共和国の方々の強い要請により、ペリリュー神社(旧南興神社)に国歌・君が代に歌われた「さざれ石」を奉納したいと考えております。現在でも、南洋に散った英霊の魂を、現地の方々が大切にお守りして頂いております。
 現地の方々は、日本軍兵士の勇敢なる魂を称えるとともに、またいまだに親しみを抱きつづける「大和桜」「さざれ石」と共にこれからもお祭りしたいと願っておられます。このことは共和国大統領特別顧問でいらっしゃった故イナボ・イナボ閣下を始めとした、日本兵と共に戦った人々の共通の願いでもあります。このことを受けまして、この度一口一万円から募金を募る運びとなりました。広く皆様のご協力を賜れれば幸堪です。

水屋神社宮司 久保憲一

(郵便振替口座 12280 23708961)


〈これからの水屋神報は・・・〉

 先日九州の方から、長らく不明確でありました当社御祭神である「龍神姫命」様の系図を寄せて頂けました。
 今後は当社御祭神の解説、また神社周辺の歴史や名勝にも少しずつ触れていきたいと考えております。
 また、神報に対するご意見・ご感想等ございましたら、水屋神社までご一報くださいませ。