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ホーム水屋神報>160号(平成16年2月10日発行)
 

倭姫伝説 姿見の池

宮  司

 『倭姫命世紀』によれば、垂仁天皇二十二年、天照大神がご鎮座される地を求めて伊勢に入られた倭姫命がこの地を旅したとき、お迎えした飯高氏の族長、乙加豆知命(おとかずちのみこと)にこの地の国名を聞かれ、乙加豆知命が「飯高国」と申し上げると、「飯高(ご飯が茶椀に高々と盛られている)とは貴い」とおよろこびになったといいます。
 ところで宇栗子の深田林平さんから倭姫命が伊勢巡幸の際、作滝村の滝野神社に泊まられ(この神社はその昔高宮ともいわれ、天照大神と乙加豆知命が祀られていた。しかし明治四十四年に水屋神社に合祀され、現在では神社の跡地は公園になっている)、近くの池で自分の姿をお写しになり化粧をされた、という「姿見の池」があるはずだということを伺った。そこで私は深田さん、村瀬登遷宮委員長と共に村瀬正次郎作滝区長の案内によってその場所へ行ってみることにしました。
 そこは櫛田川のほとりにあり、淵上和俊氏宅の裏手で、途中の道はいささか荒れてはいたが三人が思わず驚嘆の声を上げるほどの絶景地でした。池の傍にはまた完全な湧出(ゆで)=通称は「温湯(ぬくゆ)と言う」も残り、おいしい湧き水が滔々と流れ出しています。倭姫命がお化粧されたのもなるほどと頷けるわけです。是非この場所を整備し、標柱もしくは石碑を建てたいものです。


中遷宮の行事日程が次の通り決まりました

三月二十七日(土)

午前十時  例大祭
午後一時  閼伽桶の井碑除幕式 (その後、神賑行事) 
午後四時  清め餅・祝扇
午後六時半 お水祭境内出発

三月二十八日(日)

午前八時半 修祓 奉祝お練り
午前十時半 奉幣祭  (その後、神賑行事)
午後四時  清め餅・祝扇

尚三月二十九日(月)午前十時には 「先祖慰霊」を兼ね全国一の宮巡拝会(会長 入江孝一郎)主催「北畠具教・織田信長軍の敵味方鎮魂・地球平和祈願祭」 があらゆる宗教宗派を越えて行われます。その後、神賑行事が行われます。氏子の皆様の積極的なご参拝を何卒お願いいたします。


お知らせ 次の方々が中遷宮を盛り上げてくださいます

 中遷宮には次の方々が参詣、奉納されます
三月二十七日
春日大社権宮司・中東弘様が葉室宮司に代わり閼伽桶の井碑除幕式にご参列くださいます。神社境内では、西村和子様によって八雲琴演奏と天女の舞が奉納されます。
三月二十八日
奉幣祭には三重県神社庁長 二見興玉神社宮司 片岡昭雄様が神社本庁献幣使に立たれます。続く神賑行事ではまず郷土の清流太鼓。また勢梅由貴さんの霊笛 みいづの舞の奉納があります。そして奈良裕之氏による奉納演奏。世界の民族楽器を操っていただきます。
三月二十九日の全国一の宮巡拝会(会長 入江孝一郎)主催「北畠具教・織田信長軍の敵味方鎮魂・地球平和祈願祭」後、奈良裕之氏の奉納演奏と共に、多くのコマーシャルソングでお馴染みの歌手ミネハハさんが日本の歌を奉唱してくださいます。「君が代」「海ゆかば」「荒城の月」の妙なる調べに耳をお傾けください。


水屋神社の古代縁米

黒米二百五十グラム入り 頒布価七百円 お祓い済みです。中遷宮土産にいかが?

 水屋神社ではこのたび古代の黒米をお頒けすることに致しました。玄米・度会郡度会町 類農園産です。これで神社には「古代縁米」「龍神姫の塩」「閼伽桶の水」と、神事や日本の食卓には欠かせない米、塩、水の三種類を揃えることができました。みなさま是非いちど古代米を食してみてください。とても美味しいですよ。

黒米は古代米

 

黒米は古代支那の漢時代に見つかったと言われています。

黒米は神聖米

 

黒米は古代支那では皇帝が食する神聖米でした。日本でも「神事」に供される特別なお米として珍重されました。

黒米は縁起米

 

黒米は発見した古人がその後順調に出世したことから縁起の良い米とされ、以来「晴れの日」や「特別な日」に食されてきました。

黒米は健康・美容食品

 

黒米には、ビタミン、ミネラルがバランスよく、豊富に含まれています。だから、体の酸化を抑え、老化を予防し、健康と美容に良いとされているのです。

黒米はブレンドして炊きましょう

 

黒米は、一般の白米とブレンドして炊くと、黒紫の色鮮やかなごはんになります。比率は、黒こめを全体の一割から一割五分位が適当です。水加減は、白米の種類にあわせてください。