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ホーム水屋神報>175号(平成18年6月20日発行)
 

父もそうであった。祖父もまたそうであった

宮 司

 私は、このふるさと赤(あ)桶(こう)に生かされていることに心から感謝する。水屋神社に神職として奉仕できることを感謝する。
 わたしはこの国・日本に生まれてよかったとつくづく思う。世界の平和を脅かす三大紛争種(人種紛争、民族紛争、宗教紛争)はこの国では皆無。幸運にも我々は世界に平和を唱導できる資格を持つ国・日本に生まれることができた。
 しばしば私は海外に出るが、どの国もなべて日本人を歓待してくれる。事実、日本のパスポートはとても信用がある。世界で最も広範囲に使用できるパスポートを、アメリカのそれよりも広汎に使えるパスポートを持てる国、日本に生きられる幸せに感謝する。
 昔から、「おかげまいり」と言い、日本人は一生に一度はお伊勢参りを願うという。幸運にも我々は神宮からほど近い、お膝元・伊勢の国内に生まれることができた。生涯数え切れぬほどお伊勢参りがかなう。
 小さな境内ではあるが、全国屈指の巨樹が何本も立つ鎮守の杜、伝説の櫛田川を背景にして、清冽(せいれつ)な佇まいを残している社(やしろ)の側で暮らせる幸せを感謝する。我々の先祖たちが大切に守ってきたこの鎮守の杜に、神職として奉仕できることに私は心から感謝している。父もそうであった、祖父もまたそうであった。


○池田卓さんのミニミニ・コンサート開かれる 五月二十五日
 宮司の姪・宮崎ちなつが水屋の大楠をモデルに書き残した絵本「その日 心に決めましたー大きな 大きな のっぽの木のおはなし」が反響を呼んで英語、スワヒリ語などに翻訳され、海外にも輸出されています。点字本も出ました。また沖縄のシンガー・ソング・ライター池田卓さんは彼女の詩を取り上げ、彼の最新CD「イダティーチの風」には「天使―レクイエム」として作曲し、収められました。この夕、神社境内でミニミニ・コンサートが開かれ、NHK、三重テレビのニュースでも報道されました。

○境内整備、有り難いことです 六月十日
 竹口哲也さんと中野富幸さんは神社境内の焼却釜を大修理してくださいました。
  村瀬登総代長さん、ケヤキの大株に防腐の柿渋を、神楽台には防腐ニスを塗ってくださいました。さらにたった一人で境内に砂を補充、均し作業をしてくださいました。
 総代さんたちが二日後の飯多松行法研修会のために出会いし、「禊ぎ場」への道路の整備、境内の枯れ枝等の切り落とし、拝殿の天井清掃など、生憎雨天にもかかわらず懸命に働いて下さいました。心から感謝いたします。

○飯多松行法研修会開かれる 六月十三日
 飯多松の神主さん二十五人が鎮魂と禊ぎの研修のために水屋神社に集われました。わずか約百六十戸の氏子にもかかわらず、非常に整備された水屋神社境内に、驚きの声を皆様挙げられていました。大成功でした。

 

 

○六月三十日、午後一時より「夏越の大祓神事」です
 禊ぎ神事、茅の輪くぐりなどを行います。 ふるって参加され、半年間、積もりに積もった罪穢れをお祓いください。

 


第一回 水屋神社天然芸術奉納 六月二十一日 午後六時三〇分開場 夏至 地球平和を祈る日

場所

水屋神社境内

舞踊

JUN(大阪)

ギター

加藤吉樹(大阪)    

サックス

杉本(東京)

イダキ

高橋(東京)

料金

無料

 一九九六年から毎年 夏至の日の六月二十一日に世界中で地球の平和を祈る習慣が生まれました。二〇〇四年は日本の聖地・富士山で行われ、その時にもJUNが舞を奉納したという偶然から 今回 水屋神社での“天然の芸能奉納”という流れになりました。今年を第一回として 毎年「地球平和を祈る日」の奉納を続けさせていただきたいと思います。

月のうさぎ 古川佐喜子

JUNのプロフィール
 舞踏家 役者 道化
 幼少より武道武術を嗜み、スタント、アクションの世界から芸の道に。舞台、大道芸人をへて九六年より舞踏を始める。日本独自のjapormance(ジャポーマンス)として傾舞(kabuku may)を提唱、国内外で活動を始める。
 大道芸団パラディー代表 長野県白馬村、聖地「観音原」での芸術祭「EART PUMP」プロデュースをはじめ各地でアートコーディネーターを勤める。
 現在、大阪中崎町で築一二〇年の民家を再生する「空家再生パフォーマンス」により通りすがりの人々一一二九人を巻き込み「SAlON DE AManTO天人」を作り活動の拠点としている。世界発信できる新しい日本文化を創造すべく日夜研究を続けている。
 お問い合わせ「地球平和を祈る日・水屋」 事務局 〇九〇 一二七四 七九八六(古川)



平成十九年 第六十二回神宮式年遷宮 お木曳き行事に参加しよう

二十年に一度のすばらしい行事です。この機会を逃さず感動を共有しましょう。

日時

平成十九年五月十九日(土)

募集定員

二十五名 (応募先着順)

費用

奉曳参加費 七千五百円 別途バス代・昼食代がかかります。 詳細は後日


フランス分社奉賛旅行団旅行企画決まる

日程

10/30 出発(名古屋)(A、B班) 同日パリ到着 ホテルにて、奉賛団の歓迎結団式 ホテルにて現地スタッフも含めて一五〇人規模の立食、宴会 パリホテル泊(パーティー参加費は別途)
10/31 朝、ホテル発 A-六高速ルートで(約一八〇キロ)オルセール経由 光明院到着 歓迎パーティーおよび奉賛行事の準備 およびブルゴーニュ近郊シャトー、酒蔵等見学宿泊可能な光明院から近くの都市にて宿泊 ブルゴーニュ泊
11/01 ホテル出発、朝から奉賛行事、夕方終了後パリに向けて出発 パリ泊(式典参加費別途)
11/02 パリ市内観光(夜オプショナル) ルーブル美術館、オルセー美術館等(未定)
11/03 (A班)パリ市内観光(お買い物等)夕方パリ発 11/04名古屋着
11/03 (B班)パリ市内観光、パリ近郊観光(夜オプション、未定)
11/04 (B班)世界遺産モンサンミシェル、シベルニー等観光(オプショナル参加費別途)
11/05 (B班)ベルサイユ宮殿など近郊の観光(オプショナル参加費別途)
11/06 (B班)パリ市内観光(お買い物)夕方パリ発11/07名古屋着

募集金額

(A班)六日間コース ¥二八一、〇〇〇円
(B班)九日間コース ¥三二四、〇〇〇円

 

最終人数確定は八月末 三交旅行

 

使用航空会社は大韓航空 主催 三交株式会社津営業所